いきなりステーキの土日ランチはなぜ廃止されたの？
kawanabeいきなりステーキは、日本の外食産業の企業であるペッパーフードサービスが運営するステーキ専門のチェーン店です。
いきなりステーキでは斬新ともいえる「立ち食い」スタイルで一躍話題となりましたが、2015年以降は時代の流れと共に、一部の店舗で予約可能な椅子席も導入されるようになりました。
さらに、特徴的なのは、客が自分の好きな量の肉をその場でカットしてもらい、そのまま焼き上げてもらう「オーダーカット」方式も人気を呼びました。
当時、ステーキはディナータイムに食べるものだという概念を見事に打ち破ったのがこのいきなりステーキで、「昼間でも気軽にステーキを食べられる」というコンセプトが多くの人に受け入れられました。
このいきなりステーキでは、2020年3月からランチタイムを始めましたが、2022年2月にはランチタイムを実施している店舗が一部の店舗となり、2024年には平日のみのランチタイムとなってしまいました。
現在では土日のランチタイムが廃止されてしまったいきなりステーキですが、なぜ土日ランチタイムが廃止されてしまったのでしょうか。
そこで今回は、いきなりステーキの土日ランチタイムがなぜ廃止されてしまったのかについてみていきたいと思います。
いきなりステーキの土日ランチが廃止された理由は？
現在では土日ランチタイムが廃止されてしまったいきなりステーキですが、かつては赤身肉が健康に良いとされる赤身肉ブームもあり、一躍人気店の仲間入りをしました。
銀座に一号店をオープンし、2014年には29店舗、2015年には47店舗、その後も驚くほどのスピードで店舗展開していき、2019年には500店舗まで増えました。
この急な店舗拡大こそが、いきなりステーキの成長を妨げ売り上げにも影響を及ぼし、経営面が厳しくなり明確に提言されていませんが、土日のランチタイムも廃止せざるを得ないことになったのだと推測されます。
新店を出店するにあたり、周辺の競合店調査や通行量、客の年齢層など細かくリサーチした上で、時間と人的コストを決めるのですが、この鉄則を無視した結果とも言えます。
現在では平日限定のランチタイムですが、年末年始やゴールデンウィークなどの特別な期間でさえも平日限定ランチは休止されています。それほどまでに、現在では売り上げが伸びず経営難ともいえるでしょう。
平日限定ランチの人気メニューは？
ここでは平日限定ランチについてみていきたいと思います。平日限定ランチから開店から17時までと、長いランチタイムとなっています。
これだけ長い時間なので、早めのランチや早めのディナーにも利用できるので嬉しいですね。
平日限定ランチとはいえ、メニューが豊富なのでランチタイムのメニューについてご紹介したいと思います。
【期間限定ランチ】
トライチップステーキ
単品
150g 1340円
200g 1740円
300g 2340円
セット（ライス・サラダ・スープ付）
150g 1490円
200g 1890円
300g 2490円
【平日限定ランチ】
ランチワイルドステーキ
150g 1390円
200ｇ 1740円
300ｇ 2290円
450ｇ 2990円
ランチ赤身！ステーキ
150ｇ 1240円
200ｇ 1540円
300ｇ 2040円
450ｇ 2640円
ランチワイルドハンバーグ
150ｇ 990円
200ｇ 1090円
300ｇ 1340円
ランチワイルドコンボ
ステーキ80ｇ+ハンバーグ100ｇ 1240円
ステーキ100ｇ+ハンバーグ150ｇ 1540円
ランチグリルチキンステーキ
220ｇ 940円
440ｇ 1440円
ランチ特選ヒレ
150g 2250円
200ｇ 2950円
ランチリブロースステーキ
200g 2350円
300ｇ 3450円
平日限定ランチのメニューがこれだけあれば、満足間違いなしですね。この中でもステーキとハンバーグを両方味わいたい人のための、ランチワイルドコンボは人気があるようです。
いきなりステーキの土日ランチが廃止はなぜ？【まとめ】
いきなりステーキの土日ランチは2020年3月から、全店舗で始まったものの、2022年2月には一部店舗のみの実施となり、2024年現在では土日ランチは廃止され、平日限定ランチとなってしまいました。
理由の一つとして、店舗を急拡大したことによる売り上げ低迷があげられます。しかも2019年に500店舗まで展開してすぐにコロナ禍となり、客足が遠のいていったため、経営難に追い打ちをかけたのではないかと予測されます。
このような状況下、土日ランチを続けていくことが厳しくなり平日限定ランチのみとなってしまったと言えます。
しかし、平日限定ランチとはいえ、メニューが豊富でセットにしてもお得においしいステーキ＆ハンバーグが味わえるのでぜひ平日のランチタイムにも足を運びたいですね。
