いきなりステーキとペッパーランチの違いは?どっちがおすすめ?

いきなりステーキとペッパーランチはどちらも、牛肉をメインとした肉料理専門店です。

この両店を運営しているのが1990年代~2010年代までに急成長を遂げた「ペッパーフードサービス」という企業です。

いきなりステーキもペッパーランチも、どちらも食事スタイルが斬新で、一躍話題を呼び、有名店の仲間入りを果たしました。

いきなりステーキは、肉の種類と量を客が選び、価格が決まる方式が特徴的ですが、ペッパーランチは客が自分で肉を焼いて食べるという方式で、どちらもこれまでのステーキ専門店にはないスタイルでした。

そしてどちらも本格熟成国産牛や和牛を提供し、ペッパーランチにおいては、鶏肉や豚肉も提供をしています。

このいきなりステーキやペッパーランチ、大きな違いはあるものの具体的に比較してみるとどっちがおすすめなのか、今回はいきなりステーキとペッパーランチについてみていきたいと思います。

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いきなりステーキとペッパーランチの違い

いきなりステーキとは?

いきなりステーキでは、本格熟成国産牛や和牛を提供しています。特に和牛は、日本一のブランド牛と言われる松阪牛や神戸牛などを使用しています。

その名の通り、うま味や柔らかさを引き立てるために、ある一定期間、低温で熟成していることも特徴のひとつです。

肉の種類もヒレやリブロースなどがあり、客は自分の好きな部位を選び、好きな量を選んで食べることができます。

一番の特徴は「オーダーカット式」と呼ばれるもので注文した肉の種類と量で価格が決まることです。

1g単位で選ぶことができるので、客はその日の体調や予算に合わせて肉の種類や量を選び、食事をすることができます。

また客が選んだ肉を目の前で焼いてくれるので、さらに食欲をそそりますね。食事スタイルも元は立ち食いという画期的なシステムで注目を集めました。

ペッパーランチとは?

ペッパーランチでは、いきなりステーキ同様、提供される肉は国産牛に加えて、豚肉や鶏肉も提供しており価格も消費者とって嬉しい価格となっています。

客が肉を注文し、生の状態で肉が提供されるため、自分で好みの焼き加減に焼いて食べることができるというもので、これも斬新なスタイルとして注目されました。

さらにテーブルに設置されているソースや塩コショウで味付けすることができるので、自分好みの味わいを楽しむことができます。

いきなりステーキとペッパーランチはどっちがおすすめ?

1994年にペッパーランチが創設され、斬新な食べ方と提供方法で注目を集め、人気を呼びました。

その後、有限会社から株式会社となり、翌年には現在の株式会社ペッパーフードサービスが設立されました。

2013年にはいきなりステーキを出店し、ペッパーランチ同様、高品質な肉を客が選び調理するところまで、客自身が楽しめるという点で一躍有名店まで上り詰めました。

そしてあっという間に海外進出を果たしましたが、出店ペースがあまりにも早すぎたため、2018年には経営不振となり、閉店を余儀なくされ、出店数が減る事態となりました。

経営不振の末、店舗を縮小したいきなりステーキとペッパーランチですが、実際のところ、どっちがおすすめなのでしょうか。

いきなりステーキとペッパーランチをそれぞれ比較したいと思います。

【いきなりステーキ】

・好みの厚さで食べることができる
・レアの美味しさが楽しめる
・ガーリックバターがおいしい
・ヒレの部位は柔らかくておいしい

【ペッパーランチ】

・いきなりステーキよりペッパーランチの方が肉質が柔らかい
・肉が思ったよりも薄い
・ペッパーが効いていておいしい
・たれがおいしい

このようにやはり好みがあるので、賛否両論でどっちがおすすめとも言い難いですね。ただ、食べ応えを考えるといきなりステーキの方がガッツリ食べられるかもしれませんね。

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いきなりステーキとペッパーランチの違い【まとめ】

いきなりステーキとペッパーランチでは、どちらも国産牛を提供していますが、ペッパーランチにおいては牛肉以外にも豚肉や鶏肉を扱っていることがわかりました。

食事スタイルは、いきなりステーキは客が好きな部位を好きな量だけ注文して目の前で焼いてもらうのに対し、ペッパーランチでは、生の肉が提供されるので自分で好きなように焼くことができるというものでした。

どちらもそれぞれ特徴があるので、好みには個人差があり、どっちがおすすめということはなさそうですね。

ただ、どちらかというと、いきなりステーキの方が最初から好きな部位の肉を好きな量で注文して食べられるので、ガッツリ食べたいという人にはおすすめかもしれませんね。