猫の多頭飼いで先住猫のストレスはあるの?怒る・ 威嚇・ 対策の仕方は?

まず、新しい子をお迎えしたときは、先住猫は必ずびっくりして、軽くでもパンチをしようとするはずです。

それだけ、猫の多頭飼いの先住猫にとってはストレスがかかる事なのです。

その子が抵抗も出来ないほどの赤ちゃん猫だとしてもです。

先住猫からすれば、異物が自分のテリトリーに侵入して来たのですから、”怒ったり”” 威嚇”したりするのは当たり前ですし、新入り猫からしても、見知らぬ場所に、見知らぬ猫や人……。

先住猫はストレスに感じるし怖くてパニックになることは当たり前だ…!と、覚悟しておく方が無難です。

以下は、猫12匹の多頭飼いをしている我が家の、お互いが安心して、仲良くなるための工夫と対策を、書いてみました。

参考になれば嬉しいです。

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2匹目の猫を迎えるためには、先住猫のストレスの配慮を忘れずに!

先住猫からの怒るや威嚇は、恐怖・不安・ヤキモチの気持ちからくるものだと思ってください。

・先住猫の恐怖心……自分の居場所が奪われる!
(※これって、死活問題だと思いませんか?)

・先住猫の不安………餌をくれる飼い主が新入りを選び、自分の味方では無くなるのでは…。
(※このことも、凄く大問題ですよね。…)

・先住猫のヤキモチ……もぅ、そのままでます。
自分が1番の相棒!自分だけの飼い主!のはずが……。
(※実はこれが1番の問題です!)

先住猫のストレスの、実はこれが1番の問題

猫は共存して生きる動物です。

その共存には、ルールがあり役割があるのです。

猫が毎日、同じ行動をしているなぁと思うことはありませんか?。

・毎日、順番に窓を見て回る
・毎日同じ時間に廊下や階段をウロウロする。
・帰宅後の飼い主に擦り寄り、匂い付けをしたり匂いをかいだりする。

実は、その行動は、飼い主との縄張りを守るための行動なのです。

怪しい物・者は無いか!?

我等に危害になる危険なことは無いか!?と、我が身と飼い主を守るために見廻りを頑張っているのです。

ですから、毎日頑張っている先住猫が、新入り猫の存在で、「自分の役割りが無くなる?」「必要無い?」と、引け目を感じてしまわないように、配慮をする必要があるわけです。

猫の多頭飼いでの先住猫へのストレス対策

まず、いきなり新入りを野放しにするのは、止めておきましょう。

まず、新入り猫はケージや別の部屋で、隔離飼育からスタートするのが良いと思います。

ケージでのスタートの場合には、布などで半分ほどは覆い隠すようにし、先住猫から隠れれるようにしてあげてください。

新入り猫が、〝この場所は安全だ〟と認識すると、チョロっと外を覗きにきますから、それまで待ってあげましょう。

そして、ケージや別の部屋に、先住猫の匂いが付いた布団などで、「先住猫がいるんだょ」と教えてあげると良いと思います。

先住猫へも、新入りの匂い付きの物から慣れてもらうと、突然面会するよりも、”威嚇く”や”怒り”の気持ちがマシなように思います。

“怒り”や”威嚇!”の強い子は、この時点で怒り威嚇します、ですので、長期戦を覚悟して気長に繰り返し行ってください。

以下も、我が家の経験になりますが。

12匹の多頭飼いの我が家で、1番良くやる対策が、飼い主(私)の指で、先住猫の鼻と口を触って指に匂いを付け、それを新入り猫の鼻と頬っぺに付けて、匂い付けをします。

先住猫へも同じように、新入りの匂い付けをします。

数日同じことを繰り返します。

これを行うことで、初対面で一瞬威嚇をしたとしても、お互いが匂いを確認し合い、仲間!?と受け入れることが多いです。

※注意
これを行う際には、先住猫が喜ぶことを行いながらするのが良いです。

例えば……

・ブラッシングが好きな子なら、ブラッシングをしながら。

・好きなオヤツを食べながら

こうすることで、この匂いは、この後良いことが起こる!美味しい物が食べれる前兆だ!、と思ってもらうために行っています。

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猫の多頭飼!先住猫のストレス対策【まとめ】

・猫も人と同じで、初対面や、初めての場所は不安や怖い気持ちがあります。
いきなり仲良く!を望まず、お互いを見定める時間をあげて。

・新入り猫からの”怒り”や”威嚇”は恐怖心からくるもの!
(決して貴方や先住猫を嫌いなのでは無い)

・先住猫のストレスは〝死活問題〟絡みの真剣なことだから…。いつもありがとう、◯◯ちゃんが番だょ!と真剣に受け止め配慮をしてあげて。

・間接的なコミニュケーションを気長に繰り返して行ってみて!