圧力鍋のご飯は浸水なしで炊ける?コツを分かりやすく徹底解説!

みなさんはご飯を炊くときはなにで炊きますか?

おそらく多くの方は電気炊飯器を使っていると思います。こだわりのある方は土鍋で炊いているかもしれません。

今回は圧力鍋で炊くご飯のご紹介です。圧力鍋で炊くご飯はなんと浸水いらずで美味しく炊けます。

加熱時間も3分程度とあっという間に炊き上がることが可能となります。

今回の記事で次から圧力鍋で炊いてみようという方が1人でも増えたら嬉しいです!

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なぜ炊飯器よりも圧力鍋がおすすめなのか

炊飯器よりも圧力鍋のほうが美味しいご飯が炊ける。これは今回お伝えしたい1つです。

それはなぜかというと、圧力鍋が特に加圧に特化した鍋であるからです。

高圧力がかかる圧力鍋で炊くことにより、お米のデンプンがアルファ化へ促進され、炊飯器や土鍋よりも早く炊くことが可能となります。

そもそもお米は水と100℃の熱と蓋付の鍋があれば炊くことができます

水と熱によってお米のデンプンがアルファ化(糊化)することでいつも食べている美味しいご飯となります。

このアルファ化することで、食事した際に吸収・消化も良くなり体への負担が軽くなります。

美味しく時短で炊飯できる圧力鍋に保温機能自体は備えておりません。

ですので、都度炊く必要がありますがそれでも何時間も保温されたご飯を食べるより20分程度で炊きあがる圧力鍋のご飯を食べたほうが美味しいと思いませんか?

圧力鍋で炊くご飯は浸水なし?

なぜ圧力鍋炊く際、洗米したお米に浸水がいらないのか?

それは浸水を行うことであつりょくがかかるまで蒸気が足らなくなる場合があり鍋底のお米が焦げてしまう可能性があるからです。

ちなみになんでお米を浸水させるかというとお米をといだ後にお米に水を吸わせる浸水。

この作業を「浸漬(しんせき)」といいこちらを行うと、ご飯がよりふっくらと美味しく炊き上がると言われています。

お米は水に浸けて炊くとでんぷんが分解されて糖ができ、粘り気が出てご飯に炊きあがります。

この粘り気がお米全体・中心部分まで熱を通させることによって美味しいご飯へと生まれるのです。

ご飯に芯が残っていると聞いたことがあると思いますが、これはお米の中心部分まで熱が届いておらずに糊化できずに炊き上がったしまったことからによります。

浸水目安時間は基本的には30分~1時間以内として、【夏場:20分前後】【冬場:1時間前後】です。

圧力鍋でのご飯の炊き方のコツを伝授!

水の量

圧力鍋でご飯を炊く際の最大のポイントが水分量です。

大体の目安ですが、お米2合に対して水の量450ml、3合では650mlを基準としていただくのがおすすめです。

新米や無洗米などはお米自体に水分が含まれているため、水の量をここから少なめにしたり古米に関してはお米の水分が少ないので少し多めにしたりなどの調節が必要となります。

火加減

圧力鍋でお米をセットし火をかけ加圧をかけていきます。ここではまず、強火で目安2分。2分を過ぎたら火を止めて放置。

圧力ピンが下がるまで待ち、大体15分程度でふっくら炊き上がります。

加圧時間が長いとお米が焦げる可能性もありますので、時間を計る際はキッチンタイマー等をご活用ください。

蒸らさない

圧力鍋と炊飯器の大きな違いはここです。炊飯器はご飯が炊けた後に蒸らすという作業で美味しくさせます。

ですが、圧力鍋の場合は蒸らしてはいけません。

それはなぜかというと、鍋内部にある蒸気を逃がさないとお米に水分が落ちて、べちゃべちゃになり、最悪おかゆのようになってしまうからです。

「蒸気をすぐに逃がす」これがポイントです。

※注意点として、すぐに蒸気を逃がすために蓋を開ける際は急激な加圧差によって圧力鍋の蓋が飛んでしまう事故が起きてしまうかもしれないので、蒸気抜きの際は圧力ピンのみにし、蓋を開けるのは圧力ピンが完全に下がってからでお願いします。

圧力鍋で炊くご飯は簡単!

炊飯器で炊くご飯は普通炊きで40分以上はかかります。

圧力鍋はその半分の時間で炊くことができます。

基本的には炊飯器と同じ用量で炊くことができるのであまり難しく考えずにすみます。

炊飯器と違って、圧力鍋で炊く場合はお米を洗米したあとの浸水をしなくても美味しく炊き上がります。

それは高圧によるお米のでんぷんが糊化する現象が炊飯器と大きく差が出るからです。

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圧力鍋でご飯を炊く場合は浸水なし?【まとめ】

圧力鍋で炊くご飯は浸水なしでも美味しく炊き上がります。炊き方のコツは3つ。

①水の量
②火加減
③蒸らさない

これを守ることで炊飯器よりも早く浸水なしで美味しく炊き上がることができる圧力鍋。

炊飯器から切り替えて圧力鍋で炊くご飯はいかがでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございます。