フィレオフィッシュに使われている魚はメルルーサ?真相を徹底調査!
「フィレオフィッシュ」はふっくらした白身魚のフライとタルタルソースの抜群の相性を味わえるマックの人気メニューです。
大人から子どもまでみんなから愛される「フィレオフィッシュ」ですが、安い深海魚のメルルーサが使われているという都市伝説があります。
深海魚というだけで何だか不安になりますが、メルルーサはどんな魚なのでしょうか。
実際にマックで使われている魚の種類は何なのでしょうか。ここでは「フィレオフィッシュ」に使われている魚をご紹介します。
Contents
「フィレオフィッシュ」に使われている魚はスケトウダラ100%
「フィレオフィッシュ」に使われている魚の種類は、アメリカ産かロシア産のスケトウダラです。
公式ホームページで公表されている情報です。
オホーツク海やベーリング海で獲れたスケトウダラはアラスカの工場を経て、日本に届いています。
深海魚のメルルーサが使われているなんていうなはただの都市伝説に過ぎません。
「フィレオフィッシュ」で使われている魚の種類
日本ではマダラを使用していましたが、1994年のリニューアルの際にスケトウダラに変わりました。
現在日本の「フィレオフィッシュ」で使われている魚はスケトウダラの1種類ですが、国によって使っている魚の種類が異なります。
アメリカではタラ、イギリスではホキ、オーストラリアはミナミダラを使用しています。
国によって使っている魚の種類が異なる理由は安定した供給ができるようにするためです。
都市伝説で挙がったメルルーサはどんな魚?
メルルーサとは総称でタラ目のメルルーサ科の海水魚を指します。
イギリスで「フィレオフィッシュ」に使用されているホキはタラ目のマクルロヌス科に分類されていますが、以前はメルルーサに分類されていました。
このことからメルルーサが使われているという都市伝説が浮上したのではないかと考えられます。
聞きなれない魚の名前を聞くとゲテモノのような感じがしますが、日本でも給食やのり弁当の白身フライに使用される馴染みのある魚です。
タラとよく似た白身ですが、身が締まっているのでタラよりも身が崩れにくいので白身魚のフライ用に加工された形で売られることが多い魚です。
欧州で釣り上げられて鮮魚として流通するメルルーサは高級品として好まれています。
他の地域で漁獲されたメルルーサは、冷凍されて大衆魚として利用される事が多いようです。
「フィレオフィッシュ」のこだわり
「フィレオフィッシュ」は日本創業時の1971年からレギュラー販売されています。
長く愛される「フィレオフィッシュ」にはたくさんのこだわりがあります。
こだわりのバンズ
「フィレオフィッシュ」に使われるバンズは他のバーガーのようにトーストせずに、スチームすることでフワッとした食感になるように作られています。
ふわふわのバンズはサクサクのフライと相性抜群です。
魚だけでなくチーズにもこだわりあり!
使用されているチーズはチーズバーガーで使われているチーズと同じですが、半分に切ったチーズを使っています。
アメリカで「フィレオフィッシュ」の試作品を開発中に、チーズをまるまる1枚乗せた時よりも半分にカットした時の方が味のバランスが絶妙だったからです。
パッケージにもこだわりが!
「フィレオフィッシュ」はバンズを蒸したスチームバンズなので、他のバーガーと同じように紙に包むと紙の中で蒸れて水滴がついたり、バンズにシワが寄ってしまうので箱型の容器に入れられています。
また他のバーガーに比べて柔らかいので、テイクアウトの袋に入れても潰れてしまわないようになっています。
美味しさだけじゃない
スケトウダラの冷凍は2回でしたが1回に変更されました。
魚を新鮮なうちに素早く加工して、1度冷凍したら日本の店舗でフライされるまで凍ったまま届くようになりました。
これによって更に美味しくなっただけでなく、生産過程で排出される二酸化炭素の削減にも繋がり環境にも優しくなりました。
環境に優しい「フィレオフィッシュ」には海のエコラベルMSC認証が表示されています。
フィレオフィッシュの魚はメルルーサ?【まとめ】
「フィレオフィッシュ」に使われる魚の種類について解説しました。深海魚が使われているなんていうのはただの都市伝説で良かったです。
「フィレオフィッシュ」が好きな方は安心して食べてください。
また噂されていたメルルーサも深海魚ではありますが、意外と身近な魚ということが判明しました。
何年経っても常により美味しくしようというマックのこだわりも知れてさらに「フィレオフィッシュ」のファンになりました。
「フィレオフィッシュ」を食べたことがない方も是非この機会に食べてみてください。