重曹は除湿効果まである?作り方と効果・交換時期まで調べました!

時代は令和。コロナ渦のステイホームの流れも相まって、空前のお掃除ブーム中ですね!
そんななか、様々な場面で大活躍してくれているのが

『ザ・キングオブ洗浄剤・重曹』

ご家庭に重曹がある、もしくは買ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

コンロの油汚れ拭きからシンク磨き、焦げ取り。風呂の皮脂汚れを落としたと思ったらフローリングの汚れ取りまで。

ここにも重曹、あそこにも重曹。引っ張りだこの人気者ですが、実は除湿効果もあることは知っていましたか?

スポンサードリンク

そもそも重曹とは?

『重炭酸曹達(じゅうたんさんそーだ)』を略して『重曹』といいます。成分は炭酸水素ナトリウムで、水に溶ける性質を持っています。

食用の重曹はふくらし粉やアク抜き、肉を柔らかくする、など様々な用途があります。

最近では環境と体に優しい汚れ落としとしての活用がされています。台所や水回りの酸性の汚れに対して、弱アルカリ性の重曹は効果があります。

酸(クエン酸やお酢)と混ぜると二酸化炭素の泡が発生します。

液体は炭酸水と同じものなので危険はありませんが、お互いの汚れ落としやニオイ消しの効果を打ち消し合ってしまいますので使用時には注意が必要です。

また、アルミや銅素材は変色してしまうので使用しないほうがよいでしょう。

重曹に除湿効果がある?

使いかけの重曹を入れたケースの蓋を開けっ放しにしたり、袋のパウチがしっかり閉まっていなかったりして、重曹がカッチコチに固まってしまった経験がある人はいませんか?

重曹は水に溶けやすい性質をもっているため、空気中の水分(湿気)を吸収しやすく、水分を吸収すると固まる性質を持っています。

また消臭・脱臭効果もあるので、湿気が溜まりやすく匂いも気になる場所や、ジメジメした梅雨の時期などにはもってこいの除湿剤となります。

重曹を除湿剤として使用しましょう

重曹除湿剤が力を発揮する場所はここ!

重曹の除湿効果はそれほど大きいものではありません。部屋全体の湿気取りや湿度対策などには向いていません。その力を発揮できるのは・・・

・空気が滞りやすい狭い場所
・密閉された場所
・ニオイも気になる場所

となります。トイレ・靴箱・タンス・クローゼット・シンク下などが最適ですね!

重曹除湿剤の作り方

重曹を除湿剤をして使うのはとっても簡単!誰にでもできちゃいますよ!

(1)重曹を瓶や空き箱などに入れる
(2)除湿したいところに蓋をせずに置く

これだけ!

重曹が空気に触れる面積が大きいほうがより多くの湿気を吸い込んでくれますので、容器の口は大きいほうが効果的です。

また、容器が傾くと粉がこぼれてしまう可能性があります。気になる方はガーゼなど通気性があるものを被せて、輪ゴムなどでとめておきましょう。

目に付く場所に置く場合は、重曹をおしゃれな瓶に入れて、フェイクグリーンやフェイクフラワーなどでデコったり、アロマオイルを少し垂らして香りを足せば芳香剤効果もプラスできます。

交換時期はいつ?

交換は2週間程度が目安となりますが、場所や時期によって異なってきます。重曹が固まってきたら交換時期がきたと考えてください。

湿気を吸って固まったとはいえ、重曹はまだまだ利用可能!

水を適宜追加して重曹ペーストを作り掃除に使用したり、トイレタンクの洗浄剤としても再利用できますので、最後まで活用しましょう。

スポンサードリンク

重曹は除湿効果まである?【まとめ】

「重曹には除湿効果がある?」という疑問を調べてみました!

重曹さえあれば、家にあるもので簡単に重曹除湿剤が作ることができます。

また、湿気やニオイが気になるところがあれば、気軽にどこにでも置けちゃいます。だって、使ったあとはお掃除に再利用できるんだもん!

掃除用に買ってきた重曹は、まず除湿剤として使うのがこれからのトレンド!・・・になる日も近い?!