パイプユニッシュの代用品!ハイターやカビキラーは有効?

排水口から時々漂ってくるいやーなニオイ。

そのもとは、日々の生活の中で排水パイプの中にこびりついた『ぬめり』『汚れ』。髪の毛や糸くず、石鹸カスや皮脂、ほこりなどがその元となっています。

そんな時に便利に使えるのが『パイプユニッシュ』です!

排水口の洗浄に特化したパイプユニッシュを使えばニオイの元を一網打尽!・・・ですが、

「今、気になる!すぐやりたい!・・・けどパイプユニッシュ持ってないよ〜」

皆さまの『イマスグ願望』にお応えして、代用品をご紹介します!

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パイプユニッシュとはどんなものなのか

排水口・排水パイプに溜まっている髪の毛やほこり、その他様々な汚れを落とすための洗浄剤です。溜まった汚れは強力な洗浄力で、溶かして除去します。

ジェル状・パウダー状・錠剤タイプがあり、使用場所や汚れ具合によって使い分けることができます。

使用方法は、パイプユニッシュを排水口に入れて15分〜30分放置したあと、水をたっぷり流すだけ!

とっても簡単ですが、塩素系の洗浄剤ですので取り扱いには注意が必要です。よく取扱説明書を読んでから使用しましょう。

キッチン・風呂・洗面所で効果を発揮しますが、紙を溶かすことはできないので、トイレには不向きです。

パイプユニッシュの代用品はあるのか?

代用できそうな物を家の中で探してみる

パイプユニッシュは『次亜塩素酸ナトリウム』の溶液です。

次亜塩素酸ナトリウム溶液はいわゆる塩素系洗浄剤のこと。生活の中でよく使っているものですので、きっとどのご家庭にもひとつはあるはずです。

さっそく家の中にある塩素系洗浄剤を探してみましょう。

目印は、パッケージに書いてある『混ぜるな 危険』の文字です。

我が家では、
お風呂のカビ取りに使用する『カビキラー』
漂白・除菌に使用する『(衣類用)ハイター』『キッチンハイター』『キッチン泡ハイター』
以上4点の塩素系洗浄剤が発見されました。

各種ハイターとカビキラー、どれが向いているのか

次亜塩素酸ナトリウム濃度が高いほど洗浄力を発揮します。

濃ければ濃いほど髪や皮脂などの『タンパク質系の汚れ』を強力に溶かしてくれるからです。

なので、代用品を選ぶときには、次亜塩素酸ナトリウム濃度に注目します。

ちなみに、パイプユニッシュの次亜塩素酸ナトリウム濃度は2%です。

◎ハイターとキッチンハイター
薄めて使用することを想定されている商品なので、次亜塩素酸ナトリウム濃度が抜群に高く、6%あります。(パイプユニッシュよりも高い!)

ただ、粘度がなくさらさらした液体なので、排水パイプの途中の汚れに絡みつく力はないと思われます。

◯カビキラー
次亜塩素酸ナトリウム濃度は0.5%で、キッチンハイターやパイプユニッシュに比べるとかなり薄くなります。

泡状になっているので、パイプの途中に留まる力があり、汚れ・ぬめりに絡みついてくれます。

△キッチン泡ハイター
次亜塩素酸ナトリウム濃度は、カビキラーより更に薄くなり0.1%になります。

泡状の良さはありますが、0.1%だと洗浄力に不安があります。

どの商品も、パイプユニッシュと同様に、洗浄剤を排水口に入れたあと15分〜30分放置してからたっぷりの水で流してください。

30分以上放置すると、一度溶けた汚れが再び固まってしまう恐れがありますので、長時間放置しないように注意しましょう!
また、塩素系洗浄剤は酸性のものと混ぜると危険です。

使用時はそれぞれのパッケージに書いてある注意事項をよく読んで使用してください。

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パイプユニッシュの代用品!【まとめ】

パイプユニッシュは排水口の洗浄に特化した商品ですが、家庭にある塩素系洗浄剤でも代用可能なことがわかりました。

皆さまの『イマスグ願望』に充分お応えできると思いますのでぜひ一度試して、排水口のニオイの変化に驚いてくださいね!

今回ご紹介した『ハイター』『カビキラー』だけでなく、塩素系洗浄剤であればできますので、注意事項を確認の上、正しくご使用ください。