燃えるゴミの中身は見られる?チェックからプライバシーを守るには!
すっぴんで髪の毛もぼさぼさのままで、誰にも会わないように祈りながら早歩きで捨てに行きます。
できるだけゴミ出しの回数を減らしたくて、パンパンになるまで詰めてしまいます。
一見して何が入っているか分からないですが、燃えるゴミはプライバシーのかたまりです。

見られたくないものがたくさんあります。
郵便物や買い物のレシートなど、個人を特定することができるものがあります。
地域によっては、ちゃんと分別されているか監視員が中身をチェックするところもあるようです。
ゴミ出しのルールを守らない人をなくすためとはいえ、やはり見られたくないものですよね。プライバシーの侵害になるのではと疑問に思う人もいるでしょう。その点について考えてみましょう。
燃えるゴミの中身は見られる事はあるの?
多くの人が中身を見られる前提で燃えるゴミを捨てていないと思います。
自分が捨てたゴミを誰かが開封して中身を見ていたとしたら、気持ち悪いですよね。
ストーカー的な意図で自分が捨てたゴミを、誰かに見られるという可能性もありますが珍しいレアケースで、もっと一般的でよくあるのはゴミ分別のチェック目的でゴミの中身が見られるケースです。
分別されていないゴミが問題になっている場合もあるので、仕方なくマンションの管理人や地域の監視員が中身をチェックするところもあるようです。
監視カメラが設置されているところもありますね。
捨てたゴミとはいえ見られたくないものです。
開封して中身をチェックするのはプライバシーの侵害ではないのかという疑問がわいてきます。
実は、ゴミ捨て場のゴミは捨てた時点で所有権を放棄したとみなされます。
燃えるゴミがちゃんと分別されているかどうか中身をチェックすることは違法となりません。
捨てた燃えるゴミは誰でも中身を見ていいのか
ゴミ捨て場に捨てたゴミは所有権を放棄したとみなされるということですが、見ず知らずの人が燃えるゴミの中身を見るのも問題ないのでしょうか?
地域のために業務として見られるのも抵抗がないわけではないのに、興味本位で他人にゴミの中身を見られるのはいやですよね。
例えば、ストーカーが他人のプライバシーをのぞくためにゴミ袋をあさるというケースがあります。
常識的に考えて、そのような行為が許されるべきではありません。プライバシーの侵害になります。
他人がゴミの中身を見ることがプライバシーの侵害になるかどうかはケースバイケースのようです。
プライバシーとして保護しなければならない個人情報とこれを監視する社会的意義を比べて、どちらが上回っているかで判断されます。
燃えるゴミのチェックからプライバシーを守るには
燃えるゴミの中身を見られる可能性を考えて、プライバシーを守るために対策をしなければいけません。
ゴミを捨てる前に、個人情報が漏れないように注意することが大切ですね。
安心なのはシュレッダーを利用することです。
住所や氏名の書かれた郵便物や書類などを細かく切り刻むことができます。
オフィスにあるような機械のシュレッダーもありますし、あまり大きなものは置きたくないという人にはシュレッダーはさみもあります。
複数の刃がついているはさみで一度に細かく切ることができます。
切るのが大変だという人には個人情報保護スタンプを使うのも一つの方法です。
最も見られたくないものは下着ではないでしょうか。
下着を捨てるときは外から見えないように入れたり、透明でない袋などに包むといいですね。それでも心配な人は下着と分からないように小さく切ってから捨てるといいでしょう。
燃えるゴミの中身は見られる?【まとめ】
捨てたゴミとはいえ中身は誰でも見られたくないものです。
地域によってはゴミの中身をチェックする監視員がいます。決して好きこのんでやりたい作業ではないでしょう。
しっかり分別しておけば、必要以上に見られることはないと思います。まずは一人一人がきちんと分別することが大切ですね。
ストーカーのように個人情報を手に入れたくてゴミをあさる人もいます。常識では考えられないことをする人がいるのも事実です。
万一見られても個人情報が漏れないように、小さく切ってから捨てると安心ですね。